東日本大震災10年目の鎮魂慰霊の鐘
蓮華院御廟では、去る3月11日の14時46分を機に、10年目を迎える東日本大震災の犠牲者追悼、被災地の早期復興の祈りを込めて慰霊の鐘を撞き、一同お経を上げ、黙祷を捧げました。
東日本大震災は死者・行方不明者合わせて18,426人にのぼり、広範囲に亘る甚大な被害により、10年後の今も避難生活を送られる方が41,241人もおられ、また捜索中の行方不明者が2,527人と、復興再建への道程はまだまだ続いております。
つい最近も、宮城県で当時61才だった女性のご遺体が見つかり、10年目を迎える直前に、ようやくご家族の元に帰り着かれたという報道がありました。
各地で大きな自然災害が続き、また疫病も続いておりますが、皆さまの菩提とともに、今後とも被災地の復興を長い目で見守りつつ、犠牲者の追善供養と行方不明者の一日も早いご帰還が叶いますように、これからも祈り続けます。
合掌
